Dr Makoto’s BLOG

はっきりみえる ~クリニック2周年を迎えて

クリニック2018.11.01

みなさまのおかげをもちまして、11月1日札幌パーキンソンMS神経内科クリニックは開院2周年を迎えることができました。

ふと、2年前を思い返してみることにします。
スタッフ一同でクリニックのレイアウトやユニフォームをあれこれ考えたり、刻々と流れる時間のなかで毎日のように集まって会議を繰り返したり、実際に患者さんが来られたときのシュミレーションを何度も反復したりしていました。また、必要な物品を購入しに車であちこち走りまわったり、夜の休憩時間に時折ピザを頬張りながらクリニックの未来をメンバーで話したりしたこともありました。

若輩ではありますが私の42年間の人生でも月日があんなにははやく流れたのは、クリニック開院準備の時間がはじめてで、前にも後にもあのような時間の流れを経験したことはありません。当時もクリニックの開院に関われる充実感を犇々と感じていましたが、2年という時間が経ち、不思議と今のほうが当時の充実感をかみしめることができるのです。このことはクリニック開院に関わったスタッフはきっと同じ気持ちをもっていることでしょう。きっと、多くの患者さんや様々な医療機関・事業所からクリニックへ暖かい支援をいただいてきたから、そして2年が経ってクリニックの太い柱・骨格のようなものがはっきりみえてきたからのような気がします。

北祐会神経内科病院を母体として、多くのスタッフがクリニックを立ち上げ、そして新たなメンバーもクリニックに加わってきました。神経難病・神経内科疾患で困っておられる患者さんの手助けとなる、社会的にも大切な病院・クリニックとして育っていくよう、これからもスタッフ一同で毎日積み重ねていく気持ちに変わりありません。

本日よりリハビリテーションスタッフ3名が北祐会神経内科病院より新たに加わりました。
熱い気持ちをもった北祐会生え抜きの理学療法士、たくさんの経験を積んできてコミュニケーション力に長けた作業療法士、温和・謙虚ながらもしっかりとした技術をもった言語聴覚士。

開院2周年を迎え、3名の男性スタッフも新たに加わり、クリニックはまた新たな一歩を踏み出していきます。
 

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩