クリニック2018.09.20
本日クリニックに来られた脊髄小脳変性症の患者さん。
周りに居る人々をパッと明るい気持ちにさせてくれる女性で、診察やリハビリテーション中の何気ない会話から、いつもスタッフに穏やかな時間を与えてくださいます。
今日は診察室に入るやいなや、彼女がカバンのなかに手を伸ばし、私へ差し出してくれました。
パステル調で自然をモチーフにした、とても綺麗なリーフレット。
脊髄小脳変性症・多系統萎縮症の患者会「北海道であい友の会」のリーフレットを新しく作成したとのことで、紹介していただきました。
彼女はこの作成の中心として活動されてきたとのことです。知り合いの画家さんと協力しながらデザインを詰めていき、一人でも多くの方に活動を広めたいという思いが込められたリーフレットです。クリニックの待合に用意していますので、是非一度お手にとってみてください。
毎日の家事に加え、絵本の読み聞かせボランティアなどで毎日忙しいなか、時間をつくってこのリーフレットを完成させたと想像すると・・・私たちスタッフも日常生活のなかでもっと何かできることがあるはずと、彼女からパワーを貰ったような気持ちになります。
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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