クリニック2025.03.22
いよいよ春です。札幌では道路がだいぶ顔を出してきて、自転車に乗る人やジョギングしている人が増えてきました。冬もののジャンバーから、少し薄手のジャンバーに変えてみたところ、すっかり気分は上々です。それでも帰宅する夜はまだまだ寒くて、駅から小走りで自宅へ向かっているこの頃です。
通勤途中に地下鉄でいつも見かける人がいます。いつも同じ時間、同じ車両に乗っていると、きまって見かける人が何人かいます。最初のうちは気づきませんが、何度か見かけていくうちに、こちらから勝手に顔なじみになっていきます。
ビシっと綺麗に新聞を折りたたんで隅々まで読んでいる、白髪でスーツ姿の男性。野球の練習道具が入った大きなバッグを足で挟んで眠っている、坊主頭の男子高校生。英単語の本を食い入るように読んで勉強している、眼鏡をかけた女子高校生。つり革につかまりながら目をつぶっている(眠っている?)、背の高い男性。もちろん名前も存じ上げませんが、私がいつもみかける人です。
ところが、いつもと同じ時間、同じ車両に乗っても、いつもみかける人がいないことがあります。たまたま一本早い地下鉄に乗っただけ、たまたま違う車両に乗っているだけなのかもしれません。それでも、朝からちょっとした違和感があり、気分が落ち着かないのです。そして翌日に、またいつもみかける人がいると、なぜかホッとするのは不思議なものです。
4月から新年度になり、いつも見かける人がいなくなると、ちょっと寂しくなるかもしれません。そして、新たにいつもみかける人が現れるのも楽しみです。こちらから一方的に顔なじみと思っているだけなのですがね。逆も然りで、周囲の方からしたら、私もいつもみかける人と思われているかもしれません…どう思われているのかは想像したくありませんがね(笑)。
~夏の利尻山
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
Categoryカテゴリー
Archive月別アーカイブ