Dr Makoto’s BLOG

もうひとこと

クリニック2018.10.03

おはよう、いただきます、おつかれさま。
家族をはじめ、人様と接するときに毎日のようにつかう挨拶。

同じ一言でも、その時の気分や体調によって、明るい挨拶になることもあれば、ちょっと張りがない挨拶になったり。声の大きさや、表情によっては、同じ挨拶でも受ける印象が違うことは良く経験するのではないでしょうか。

毎日の生活で、病気のこと、仕事のこと、家庭のこと。いろいろあって、誰もがその時々に気分や体調が変わるものでしょう。それでも新しい日はやってきて、また一日が始まり、生活していきます。

私たち北祐会のお母さん的なその先生は、いつも明るい・元気な挨拶をしてくれました。
その一言だけでも十分に元気を貰えるのですが、そして、決まってもう一言を加えてくれました。
「おはよう、今日も元気そうだね」
「いただきます、今日もたくさん食べるんだよ」
「おつかれさま、無理し過ぎないようにね」

なんとなくモヤモヤするときは、晴れた空を見上げて気持ちを切り替えたり、子供の笑顔に癒しをもらったり、同僚の笑い声に活力をもらったり。私たちは自分以外の人やものから元気をもらい、支えてもらっています。
そして、「もう一言」も、お互いが元気をもらい、支えてもらうのに十分な心遣いと、教えてくれた気がします。

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩