旅行2018.12.18
ちょっと足を伸ばして糠平温泉郷を訪ねてきました。
糠平は十勝の北端、上士幌町のさらに奥にあり、大雪山国立公園に含まれるエリアです。
車でなければなかなか辿り着けないエリア。
実は長距離の運転があまり得意でないのですが、プラス気温のあたたかい天気にも恵まれ、車で札幌を出発します。途中、山間部の夕張・占冠・トマムでは銀世界に見とれるのも束の間、次々とトンネルが続いていきます。そして、私がいつも感激する瞬間は、山間部が終わって十勝平野に足を踏み入れた途端に、パッと視界が開ける、あのときです。
糠平温泉郷は今年開湯100年を迎え、今回の旅館も昭和8年に開館したとのこと。
旅館に飾られている昭和30年代の写真をみると、賑やかさこそ当時に敵わないのかもしれませんが、美しい山や湖、懐かしい温泉を求め、現在もリピーターが多いのだそうです。
上士幌町は十勝エリアで唯一人口が増えている地域とのこと。若い方の移住を積極的に受け入れている影響もあるのでしょうか、古い古い建物の旅館のなかにも洗練さが垣間見えます。
訪問のきっかけは、クリニックスタッフから聞いた素敵な雰囲気に憧れたことですが、愛犬と一緒に泊まることができることも、冬道4時間半の糠平温泉郷へ行く大きな後押しとなりました。
愛犬二頭とも大満足だったようです。自宅に戻ってからは、まるで岩のように、微動だにせず眠り込んでいました。
冬の遠出はちょっと躊躇してしまう気もしますが。
北海道ならではの冬、少しずつ満喫していきたいものです。
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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