Dr Makoto’s BLOG

なんとか無事に

クリニック2018.12.24

気づけば年の瀬が迫り、クリニックでは患者さんとの挨拶に「良いお年を」が随分聞かれるようになりました。

みなさん思い思いの年越しをして、新年を迎えられるようです。
久しぶりにそろう家族と、賑やかに過ごすという方。
いつもと変わらない生活で、新年もラジオ体操を欠かさないという方。
お一人で穏やかに新年を迎えるという方。

そして、みなさんが口を揃えて言うことは、「なんとか無事に年越しをできそうです」。
ご自分の身体への不安、穏やかではない気持ちのとき、周囲とのいろんな関係。
きっとどれも一定ではなく、グッと迫って襲われるような気分になることもあれば、スッと遠のいて気持ちが解放されたような気分になることもあると感じています。
波のように引いては押し返す、その繰り返しの毎日なのかもしれません。

それもひっくるめての、「なんとか無事に年越しをできそうです」。
あと一週間ではありますが、患者さん・ご家族・スタッフのみなさんが、なんとか無事に年越しをできますように。

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩