Dr Makoto’s BLOG

日焼けと夏の思い出

クリニック2019.08.12

お盆を迎え、家族や親戚と久しぶりの再会をしている方も多いのでしょうか。
お墓参りに供花を買う方の姿、3世代がレストランで賑やかに食事をしている様子、郊外を車で走るときの渋滞を見かけては、しみじみとお盆らしさを感じます。

先週は「もう夏は終わってしまったのでしょうか?」という話を、クリニックやあちこちでしていました。体調を崩さないことがいちばんですが、あれだけ暑い暑いと言っていた時期がいざ過ぎてしまうと、なんとも寂しく感じてしまいます。

そんななかでも、先週は真っ黒に日焼けした数名のパーキンソン病患者さんにお目にかかれました。診察室に入って来られて、パッと目に入るのは、別人のように肘から先のあたりが真っ黒になった姿。そして、みなさん顔も黒くなっていて、とくに鼻のてっぺんはまだ赤みが残っている方もいます。

お話しを聞くと、ゴルフで真っ黒になった方、家庭菜園で真っ黒になった方がそれぞれ数名ずつおられました。あの暑さの中ゴルフでラウンドをしたというのには驚きましたが、春先から準備が始まった家庭菜園はいよいよ今から収穫の時期になるようです。みなさん体調を崩すことなく、屋外の活動を楽しめたことがなによりで、日焼けした表情は、なんだかとても精悍に見えます。日焼けは体調がよいバロメーターといえるのかもしれませんね。

私のまわりでは、クリニックのスタッフを含め、月末の北海道マラソンに向けて最終調整に励んでいる方々がいます。そんな彼らも真っ黒に日焼けしています。かくいう私は、ドッグランに行って、気付くと首回りがちょっと日焼けしていました。

北海道の短い夏。みなさんが、体調を崩されることもなく、良い思い出となりますように!

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩