Dr Makoto’s BLOG

思いやり ~クリニック3周年を迎えて

クリニック2019.11.03

みなさまのおかげをもちまして、11月1日札幌パーキンソンMS神経内科クリニックは開院3周年を迎えることができました。

当院の患者さんの多くは、パーキンソン病、多発性硬化症(MS)、脊髄小脳変性症、筋ジストロフィーといった病気を抱えておられます。
まずは病気がながく安定するよう日々診療に携わっていますが、語弊を恐れずに言うと、病気はあくまでも患者さんの一部でしかなく、病気が患者さんのすべてではないと感じています。
ご家族との関係、仕事や学校など社会での立ち位置、経済的な問題、将来への夢や人生設計…たくさんのことを抱えている患者さんやご家族の生活は、毎日毎日続いていきます。治療によって病気が少し落ち着いたとしても、すること・しなければならないことに囲まれているのではないでしょうか。

3年目を迎え、スタッフ一同、これからも思いやりの気持ちを大切にしながら、日々活動して参ります。

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩