Dr Makoto’s BLOG

春と北祐会マインド

クリニック2025.04.07

週末はやっと暖かくなって、春物の上着でも過ごせるようになりました。街中では自転車に乗っている方が増えてきて、季節が一気にすすんだ感じがします。
 
新年度を迎え、北祐会・クリニックのリハビリテーションスタッフで異動がありました。
 
クリニックで最年少だった彼は、若いエネルギーに溢れながら、患者さんや周囲への細かな気配りにスタッフ一同で驚いたものです。セラピストとして、とくに患者さんの生活支援や在宅環境の調整に力を注いできました。その経験を活かして、この春からは地域の訪問リハビリテーションで在宅患者さんを対象に活動していきます。若いときに様々なフィールドで活動していって、きっとスポンジのように新しい経験を吸収していくことでしょう。クリニックとしても、地域に北祐会マインドをもったスタッフが活動していることは、地域で神経難病患者さんへ支援していくうえで心強いばかりです。今後の活躍を期待しています。
 
そして、新卒から北祐会で活動してきて、昨年からクリニックで診療してきた彼女は、この春から本院(北海道脳神経内科病院)へ戻ることとなりました。いつも気持ちがどっしり据わっていて、予定外のことにも動じずに対応できる懐の深さに助けられたこともたくさんありました。引き続き本院でも、持ち前の機動力を発揮して、患者さんの支援に関わっていくことを期待しています。
 
入れ替わりに、北祐会・本院から2名の女性リハビリテーションスタッフがクリニックに加わりました。とても柔らかい表情をした、話していても好感の持てるスタッフです。2016年クリニックの開院時は女性リハビリテーションスタッフがやや多く、ここのところは男性スタッフがやや多かったところ、また雰囲気にちょっとした変化がありそうです。本院の活動で経験を積んできて、クリニックでまたたくさんの患者さんや家族と関わっていくことで、神経難病のリハビリテーション・ケアに深みが出ていくことを期待しています。どうかお気軽にお声かけください。


~2024年の桜と豊平舘

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩