クリニック2017.03.03
春が近づいてきて、少しずつ日もながくなってきましたね
ロボットスーツ「HAL®」がクリニックでも稼働しています。
HAL®は歩行練習のリハビリマシンで、
機械を腰から脚に装着して歩く練習をするので、
もしかしたら「ちょっとしたSFの世界」のような印象を受けるかもしれません。
最近は、周りでリハビリしている方、カフェスペースで待機している方などの視線がHAL®に集まっていきます^^
HAL®の治療によって患者さんが少しでも歩きやすくなることがいちばんの目標です。
当然ながら歩行の状態は患者さんにより異なりますので、
「HAL®の治療でどこをどのように改善することができるか?」と考えながら
患者さんひとりひとりにあった目標を設定していきます。
HAL®の治療期間はもちろん大切ですが、
実はHAL®を行う前の通常のリハビリテーションが重要になってきます。
ここでしっかりと患者さんの歩行状態、自宅や社会生活の様子などを把握していくことで
患者さんひとりひとりにあった目標を設定できるようになるのですね。
・・・タイトルは駄洒落のようですが、HAL®予定の患者さんが口をそろえておっしゃる言葉です。
歩きにくさを持っておられる患者さんですので、「雪が溶けて通いやすくなったらHAL®をしたい」という希望です。
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
Categoryカテゴリー
Archive月別アーカイブ