クリニック2022.04.11
桜前線が東北にまでやってきて、あと2週もすると札幌でも開花するようです。
あれだけ積もった札幌の雪…一時はずっと溶けないのでは?とさえ思いましたが、不思議なもので、公園の芝生も見えるようになってきました。
最近は元気なお年寄りが増えていますが、サザエさんのような昔ながらの「二世帯同居」や「三世帯同居」をしている方は少なくなりました。配偶者と二人暮らし、あるいは独居という方が増えてきていて、今後の生活の見通しに少なからず不安を抱えている方が多いように感じています。
健康なお年寄りでも避けては通れない生活や介護への不安、クリニックに通院されている患者さんやご家族ではなおさらかもしれません。クリニックでは薬剤やリハビリテーションによる治療、医療行為を行いますが、いきつくところは患者さんやご家族の生活が少しでも落ち着き、安心・納得して生活できるように関わることです。
クリニックを含めた医療機関には、生活を支援するセーフティーネットとしての役割もあります。行政、介護事業所、訪問看護ステーション、障がい者支援施設など、様々な事業所と連携しながら生活支援を行っています。
クリニックが開院して5年が経ち、多くの事業所とのネットワークが広がっています。これはクリニック各スタッフの尽力、とくに社会福祉士・医療ソーシャルワーカーの活躍に感謝です。家族のこと、お金のこと、仕事のこと、介護のこと…普段の生活で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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