クリニック2022.06.19
リラ冷えで寒い寒いと言っていた6月。やっと暖かくなってきて、蒸し暑さも感じるようになりました。
クリニックからの帰宅時に、鮮やかな夕陽を見ると、あらためて陽の長さを感じます。
コロナ禍が続きしばらく外出機会が減っていましたが、最近は活動がだいぶ戻ってきているようです。
それでも、最近、個人的にめっきり行かなくなった場所がATMです。これまでは少し大きな買い物にクレジットカード、それ以外は現金で支払うことが多かったのですが、QRコード決済が普及してきてからは現金で支払う機会が少なくなりました。いつも何か腑に落ちないと思いながら支払っていたATMの手数料、消費者にとって手数料を支払う機会が減るのはありがたいことです。
さて、このクレジットカード、QRコード決済、現金の支払い方法を、みなさんどうやって使い分けているのでしょうか。
先日読んだ決済動向調査によりますと、若い人はQRコード決済の割合が高く、年齢が上がるにつれてクレジットカードや現金支払いの割合が増えていくようです。
ただ、年齢のほかに、業種によっても支払い方法が変わってくるようです。家電量販店ではクレジットカードの支払いが多く、ドラックストア・コンビニエンスストアではQRコード決済が増えていきます。そして、興味深いことに、医療機関や薬局では現金の支払いが圧倒的に多いようです。
クリニックでもクレジットカードの利用を受け付けていますが、確かに現金支払いの方が多いように思います。医療機関を受診する年齢層が反映されていると思われますが、5年後・10年後にはきっとクレジットカード支払いの方が増えていくのではと予想しています。
クレジットカードの利用を受け付けている医療機関が増えたのはこの10年ほどです。現在はQRコード決済を受け付けている医療機関は少ないようですが、スマートフォンが当たりまえになったこの時代、5年後・10年後にはQRコード決済も大きなツールになってくるかもしれませんね。
~羊蹄山の京極口にて
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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