旅行2022.07.24
どうやら週末になると天気が崩れる日が続いています。今年の空は雲が厚くかかっていて、北海道のどこかしらで雨が降っているようですね。すっきり快晴!が待ち遠しいこの頃です。
いつも天気予報と睨めっこしていて、週末に天気がよさそうな山を探しています。今週末は久しぶりに悪くない天気予報で、期待をして大雪山へ行くことにしました。7月下旬の大雪山系は高山植物がピークを迎え、天気に恵まれるとさらに気持ち良い山歩きになります。7月と紅葉の時期は道外からも沢山のハイカーがやってきてとても賑わい、ちょっとした遊園地気分になります。
今回は3時に札幌を出発して、層雲峡へ向かいます。層雲峡6時発の銀泉台(赤岳の登山口)行きのバスに乗って、空の様子をみながら揺られていきます。バスを降りると、あまり陽射しがなく、ひんやりした空気のなかのスタート。赤岳へのルートはお花畑がいくつもあることが有名で、コマクサやチングルマ、ミヤマキンバイ、エゾノツガザクラなどなど、多くの人が足を止めながら見入っています。残念ながら眺望には恵まれず、周囲の大雪山系の山々を観ることはできませんが、高山植物を観るだけでも十分に満喫できます。
登っていくと少し晴れるかも?なんて淡い期待をしながら小泉岳、白雲岳へ向かいますが、雲はどんどん厚くなっていくばかり。霧雨が降ってきましたが、幸いに風はほとんどありません。
そして、北海岳に向かう辺りから、ナキウサギの泣き声が聞こえ始めます。泣き声は何度も聞こえるのに、なかなか小さなナキウサギを見つけるのが大変です。黒岳に近づくと、今度はシマリスを何度も見かけるようになりますが、シマリスは人間に慣れているのか、結構近くまで寄ってきます。
無事層雲峡に降りると、雨が降っていて、7月の週末にしてはとても静かでした。本当に天気って生き物のようです。北海道の短い夏、満喫していきたいですね。
~大雪山 赤岳のコマクサ平にて
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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