Dr Makoto’s BLOG

アレ?っ スマホを見るときにピントが合わない

クリニック2024.03.10

「なかなか暖かくならないですねぇ」、今週の診察室はそんな挨拶が多かったような気がします。雪が積もった週末の雪かき、今シーズンの雪かきもそろそろ終わりとなるでしょうか?
 
春が来るのは嬉しいことですが、なんとも時間が経つのがはやくてビックリしてしまいます。ついこの前お正月を迎えたばかりなのに!です。診察室では患者さんと一緒に、時間の経つはやさに驚いています。「歳をとると、もっともっと、時間が経つのがはやくなるわよ」とは人生の先輩である患者さんの言葉です。
 
時間の経つはやさは、日々の生活の新鮮味や新しさを感じることの量に関係しているようです。子どもの頃は見るものすべてが新しく、初めての経験ばかりで新鮮味を感じることが多かったものです。そして、代謝が活発な若いときは、時間の流れを長く感じやすいそうです。それが大人になって歳を重ねていくと、慣れた日常生活で新鮮味を感じることが減っていきます。また、自然に代謝が下がってくることで、より時間の流れがはやく感じるようになるのだとか。
 
さて、最近は「アレ?」っと、スマホを見るときにピントが合わないことが増えてきました。そして、早朝に目覚めてしまうことも増えてきました。そうです、それはそれは時間の流れがはやく感じるのも頷けます。もっと新しいことにチャレンジしたり、見たことのない場所に行ってみようかな?と感じているこの頃です。
 
 
~沼ノ原・大沼からのトムラウシ山

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩