クリニック2017.06.06
本日AM7時からの朝活 Sapporo morning college(読売新聞・キャリアバンク主催)
たくさんの方々が参加のなか、お話しさせていただきました。
タイトルは「脳からイキイキ! 脳内ホルモンの秘密」
脳からドーパミンを上手く分泌させて気持ちよく過ごすコツを中心に、
増えすぎると色んな依存症(アルコール・ギャンブル・肥満・ドラッグ・セックス・恋愛)、
減るとうつ病やパーキンソン病の心配が出てくることをお話ししました。
よく「アルコールやタバコの依存が治らないのは意思が弱いから」と言われたりします。
実は、ドーパミンが脳に「気持ち良い」と感じさせ、その気持ちよさが記憶にインプットされるので、
依存症は意思や気合でどうにかなるものではないのです。
ドーパミンを一気に分泌させると、気持ち良い反面、反動がおおきく、耐性が出やすくなるので、
様々な依存症のリスクが出てきます。
日常生活での「ちょっとした」ときめき・感動・おいしいごはん・運動などで、
「こまめに・無理のない量」のドーパミンを出していくことが、
脳とカラダにとって心地よい・健康な状態へと導いてくれます。
クリニックの理学療法士にもお手伝いいただき、
ドーパミン分泌アップにクリニックで取り入れている太極拳もおこないました。
朝から気持ちよくドーパミンが分泌され、心地よい・健康な1日となりますように。
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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