パーキンソン病2017.10.11
秋も深まり、めっきり寒くなってきましたね。
実は、昨晩とっても不思議?な夢をみました。
クリニックの入り口に赤外線センサーが設置され、この機械は脳内のドーパミンを測定できるというのです。
患者さんがクリニックに来たとき、そしてクリニックを出るときに脳内のドーパミンがピッと測定される仕組みです。
クリニックに来たパーキンソン病患者のみなさんが、
帰るときにはドーパミンを増やして颯爽とクリニックを出て行く夢をみました。
…パーキンソン病患者さんのドーパミンをどうやったらもっと上手く出せるだろうか?と、試行錯誤の毎日です。
薬物治療、リハビリテーションでドーパミンが増えるのは、ある意味当然とも言えます。
ドーパミンは「ときめきホルモン」「快楽ホルモン」とも呼ばれていますので、
患者さんが「ときめき」「楽しさ」「気持ちよさ」を感じていただくことで、もっとドーパミンが増えると信じています。
それがクリニックでの患者さんどうしの交流だったり、心地よい日差しだったり、綺麗な景色だったり、
楽しい川柳だったり、元気が出るBGMだったり、患者さんとスタッフの笑い声だったり…。
「クリニックに行くとなんだか調子良くなるんだよね」
そういうクリニックを目指して、スタッフ一同、色んなチャレンジをしています。
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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