クリニック2018.06.24
今年の6月は暖かい日がなかなか続きませんが、
夏至を迎え、陽がながくなったことに、夏の近づきを感じるようにしています。
パーキンソン病で減少する脳内ホルモンのドーパミン。
患者さん・健康な方も共通して、ドーパミンは常日頃から分泌され、24時間リアルタイムに変動しています。
このドーパミンが増えるきっかけのひとつに、「ときめき」があることはお伝えしてきましたが、四六時中ときめくのも難しいことです。
気持ちが一度フラットになってから、ふとしたきっかけで気持ちが揺れ動き、ときめきを感じる。
旅行・コンサート・登山など非日常での感情変化もちろんのこと、家族・天気・仕事といった日常を振り返ることでも、十分にときめきを感じることができるのですね。
あたりまえの日常への感謝…病気とうまく付き合う・健康でいるために敏感でありたいと改めて感じました。
第3回クリニック川柳「トキメキ」
みなさんの自由投票でとくに人気の高かった川柳には、このあたりまえの日常への感謝が垣間見えるようです。
妻の手を 握るトキメキ 今介護
今日もまた あなたに会える それだけで
ときめいた 若き日の妻 今と変わらず
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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